「本当に7泊8日デンマークの旅用意されているとは」
「あのクイズ番組、バーローがスポンサーについていたらしいですわ」
「もしかして……パネル捲る奴じゃなくて『この~木何の木』の方のパロディだったの?」
「そういえばあの木って世界樹らしいぞ」
「オアフ島にあるけど、下に迷宮あるらしい」
「情報の出所はどこなの?」
「ワ〇ップ」
「あたしたちの源流になったデンマークに来れるなんて感激!!まあ全部廃墟なんだけど。なんかちょこちょこ映って見える人間は全員蜃気楼です」
「僕たちの住んでる大地の下ってどうなってるの? 全部空洞だったらちょっと怖いんだけど」
「そんなん遺都とデンマーク以外全部埋まってるに決まってるでしょ」
「遺都はともかくデンマークはなんでだ?」
「知らん」
「でんまーく国王の作った城かあ。どこぞの城ももう少し落ち着いたセンスを見習ってほしいものじゃ」
「ワン」
(悪かったな)
「これらの写真は全てコロナ前に撮影したものです。デンマークに行ったのはこれっきりなので、今後もこの時の写真や思い出話を無限に擦ります」
「またいけたらいいんでありますけど!!デンマーク旅行の為にバイト始めたらバイト代全部ガールズアンドパンツァーに絞られましたであります!!」
「今後余裕が出来ても、ビビりが一人で海外旅行に行ける訳も無いのでまじで一生擦り続ける予定です」(※この時は学校の研修だった)
「ふう~観光も落ち着いたしちょっと休憩しようか」
「……それは良いですけど、冒険の方はどうしたんですか?」
「ああ、それね」
「なんか色々あってよくわかんなくなった」
「……良ければあたしが話聞くんで、整理してみませんか?」
「まじ??それは有難い!!しまあじ、スライドショーの準備を!!」
「了の解!!」※いつも通りスクショを貼ってだべるだけです
「6層の封印を解くときに、俺が剣を落として超核熱を受けそうになったのは覚えているか?」
「そ、そんなことがあったんですね……」
「もう、まじであの時はぶっ殺そうかと思ったよ」
「その剣は一階にありました」
「めっちゃ下まで落ちたな~~~!!!」
「誰もいなかったから良かったけど、大惨事になるところだったよね」
「しっかし、6層から落ちても無傷なところを見ると、やっぱり特殊な武器だよね」
「これはわたくしの予測ですが、性能が脳筋だと思います」
「自分もそう思うであります!!」
「あったことその2、6階で異常気象です」
「この詳細については、ギルド長が詳しいようでした。何年も昔……あれ、ハイ・ラガードで迷宮が発見されたのっていつ? 冒険者を集め出したのって……んん?」
「びんちょう、神秘の迷宮に迷い込む」
「その時に魔物に襲われたみたいだけど、この描写は……うん」
「エトリアで何十回とぶっ殺した相手な気がするなあ」
「女の顔に傷をつけるなんて……普通に殺意だよね」
「お前他人の為に怒れたんだな」
「顔が良い存在は好きなんだ」
「そしてしれっと女性であることが発覚するという。ちーっす」
「そんなわけで異常な温度の原因を調べたんだけど……あの板とても見覚えがありましたなあ」
「逆鱗だったら有難いんだけど、ただの鱗かあ……」
「ギルド長にも見せておくべきだと思って持って行ったら、早速不穏なことになったぞ。ツブも『そうやって犠牲になった人を一層で知っている!!』と憤慨しておる」
「バウ!!バウバウ!!」
「どうしてこの国は命が軽いんだ……。フロースガルと言いギルド長と言い、なんか……こう……もっと大事なことがあるだろ……」
「本当にそうですわ。結局全て命あってですからね。それ以上など無いのですわ」
「あったことその3、カナえもんに親書を渡したりしました。今後は同じ土地で生活していく訳だし、仲良くやってもらわないとね~」
「エトリアの時に何故これが出来なかったのか……」
「この辺りの話になると、みなさんにしてはシリアスになりますね……本当にエトリアで一体何があったんですか……」
「知らない方が良いよ(主に我々の名誉のために)」※幣時空ではⅠのせん滅作戦はファイアーダンスで乗り切ったことになっています
「世界樹のつぼみ……これがあれば、もしかしてもう一本世界樹が出来たりするのかな?」
「……そういえば結局ハイ・ラガードの世界樹は、大地を浄化するために作られた一本のうち一つという解釈で良いのでしょうか?」
「そこは最後まで明かされなかったからのう。ⅠとⅡは職業だけでなく世界観も近しいし、その解釈が妥当かの」
「……じゅるっ」
「わかるよ、ツブ。ちょっとドレッシングかけて食べたいよね」
「お前はアホですか」
「あったことその4。ヒロインは相も変わらずヒロインでした!」
「ギルド長が実は美女だというのが解って遅れが出たかと思いましたが、そんなことはなかったですね。やはり正ヒロイン、強かった!!」
「何のレースなんですか」
「これ、お前にはどういう意味か分かりますか???・v・」
「え……でも『雷鳴』と『氷嵐』って言ってるから、それぞれの竜のことじゃない? その二つからなにかを得ることで炎……だから皆さんの言っていた炎の竜を倒せって事じゃ無い?」
「多分正解!!」
「……ー^ー」
「あたしのこと、甘く見ないでね」フフッ
「多分これをやれば錆びた剣の本当の力を取り戻せる的なやつなんだろうな。と言う訳で雷竜と氷竜の住処を回りました」
「ついでに以前お世話になった氷竜には菓子折りも持って行きました」
「あ、そういえば氷竜にお土産頼まれてるの忘れていましたわ! リコリスは先手を打たれて断られたので、イマヤで何か買っていきますかね……って閉店!?!?!?」
「うそ!? ボク実家からイマヤのトートバック頼まれてたんだけど!?」
「あたしも妹に買っていくって言っちゃったよ!!ううっごめんハヤテ……(※4のソードマン)」
「話の主題が世界樹からどんどんずれていっている……」
「話を世界樹に軌道修正するんだぜ!!二か所を回ったら、剣が最初に見た時くらい立派になってた!これで万事okだわ(依頼完了)」
「ちなみに、さっき翼人の長が話していた『悪い話』は何ですか?」
「名一杯冒険を楽しめってさ!!」
「……ヒラメ、教えて頂戴」
「とっとと禁忌の森の問題を解決しろ……って話でありました。ただ、我々は時空を歪ませてしまったので、ここは矛盾してしまったでありますな……」
「改変するにしろ、せめて矛盾を発生させるのは止めようよ!!」
「個人的にはカナえもんが、宿命だのなんだのじゃなく、自分達で道を切り開こうとしてくれるところが嬉しかったな」
「えんがわ、そこが引っ掛かっていたものね」
「……ところで結局封印が解かれたから魔物が増えてるやつ、あれって解決のめど付きそうなんですか?」
「口ぶりをみているとこの剣をなんとかしたら解決しそうなんだけど……正直ちょっとよくわからないよね」
「まあどの道僕たちは目の前にあるやれることをこなすだけだよ」
「……とまあ、こんな感じのことがあったよ」
「本当にてんこ盛りでしたね」
「本当であります!!自分はもう全然さっぱりでありました……」
「ハイ・ラガードはクエストのシナリオも結構凝ってたから面白かったけど、それはそれとして大変だったわね~」
「かと言ってエトリアは全ての依頼があっさり目だし、どちらが好きかはきっぱり分かれそうね」
「職業別の依頼や通路も、あたし達はギルドに全職業いるから楽しかったけど、人数少なめなギルドは何処も大変そうだったね」
「世界樹2のレビューが始まった」
「ま、感想はそこまでにしておけ。休憩も済んだことだし、また観光に行くか。俺達、まだデンマーク国王にお参りしてねえからな」
「さっきの挨拶したのはデンマーク国王の息子のデンマーク国王だったしね」
「……それはもうデンマーク国王なのでは?」
華麗に続く!!