※先日まであった話(読まなくていい)
bintyousaikyou.hatenadiary.com
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「「「……は????????」」」
さかのぼること少し
「ぎゃー!!木の実が爆発した――――!!!!」
「うおおおおおおおお!!!!爆発!!!爆発最高!!!!!」
「姉さん落ち着いて!!!!」
「新しいモンスターも増えて来て、(多分)4層の終わりなのに、新鮮な気分で冒険してます」
「何このトラウマ同窓会」
「見てるだけでいや~な気持ちになるな~アザステでとっとと片付けちゃお~~」
「色々ありましたが、なんとか奥まで辿り着きました。何か色々足りないナーンさんが色々教えてくれるみたいです」
「いきなりあだ名を付けるな。……でも、クァナーンじゃなくなったし、かといってカナーンも違和感あるから、ナーンさんでいっか」
「『ナーンさん』で一セットでね」
「本当は名前のことを聞きたかったんだけど、それはわからんなんだお前って言われちゃった」
「とりあえず、こいつらが何者なのか最初に聞いてみたが……」
「どうやらナーンさんたち空の民は、ヌホゥに仕えていると。でもそれ以上の情報は得られなかったよ」
「そんな自信満々に無意味な情報を出されるとちょっと母性本能くすぐられちゃうわね……私この人と結婚しようかしら」
「いいじゃん。二つの種族の懸け橋になろうよ」
「さっきからすっごい嫌そうな顔してるからやめてあげて」
「じゃあ神の声って何なのさ。神なんてこの世にいないだろ」
「おい聖騎士」
「マジレスすると、聖騎士のイメージが付いたのはシャルルマーニュ伝説からで、それより前のパラディンは宮殿の護衛的なニュアンスが強かったよ。ソースはWikipediaだから信用しないでね」
「その注意書きはちゃんとするんだ、適当大臣はまちなのに」
「じゃあ、あの色々と面倒臭いやりとりは創造主様の言う事に従ってたって訳。偉いじゃない」
「その創造主様が例の人体改造イカレ野郎って訳。じゃあこいつらも人体改造された人の子だったりして?」
「いや、多分スキュレーとかとは違って意思疎通できてるし……なんだろう、作られた用途が違うのかな?」
「ハマハマー」
「はまち、わからなければ無理に会話に加わろうとしなくて良いのよ」
「あっ……」
「あらあら……お前らが原因かい!!!!!」
「創造主の言う事を聞くのもいいけど、知らなかったとはいえ詐欺に加担しちゃっても罪だから、そういうのきちんと確認しておいた方が良いよ」
「最後にこれから戦うであろう敵について聞いてみたが……」
「……その魔物、上帝が作ったやつじゃね?」
「最近はヌヘェの話を聞くための、聖域が魔物に占領されて、お告げを聞くのにも支障が出てるって言ってたよね」
「自分の作り出したもののせいで、目的が滞ってるの面白いな」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「さて、次の敵ですが、ナ~ンさんからの情報をまとめた結果、以下のメンバーで行っていただくことになりました!!」
「わたくし、きびなご、ヒラメ、そしてえんがわ様ですね。選定理由を一応お聞かせいただけますか?」
「まず敵は歌声で惑わしてくる、とのことなので多分混乱を入れてくる。きびなごは歌合戦をしてくれ」
「確かに、よく考えれば歌合戦だね。座布団10枚」
(この間のイケメン云々の話から、えんがわときびなごが謎に結託し始めている……)
「あとの三人は突攻撃スキルを持っているから選んだ。いいか、飛んでいる奴は大抵突攻撃が弱点だ。ソースはルシファーホーク」
「ああ、いましたねそんなの」
「???」
「エトリアの世界樹にそういうモンスターがいたのですわ。こいつがまあとにかく厄介な敵でしてね……素早さもやたらある上に攻撃が苛烈で、なによりもダメージ床地帯に出てくるのが最悪でしたわ」
「ほお……自分もいつかエトリアに行ってみたいでありますな」
「今の話聞いてよく行く気になりましたね」
「でも、辛いことでもみなさんと共有したいでありますよ。仲間ですから」
「「「「よせやい///////」」」」
「……素直ですこと」
「とか言いつつ、かんぱちちゃんすっごく嬉しそう」
「ま、一緒に戦場に出ることが多かったから、それなりに戦友の意識は芽生えているかもしれませんわね。でもわたくしにとって一番大事なのは勿論にしんちゃんですわ♥」
(ツンデレさんめ……♥)
「とりあえず、一度このメンバーで挑んでみるぞ。視察とはいえ、適当にやらないようにな」
「はぁ……モンスターとは言え、人の形をしているものを殺めるのは実にエクスタシーですわぁ……」
「その言葉、留置所にいるエスバットの二人が聞いたらどう思いますか?」
「最初は俺のアザーズステップで、きびなごに耐邪の鎮魂歌を使わせる」
「今こそ 立ち上がれ!運命(さだめ)の戦士よ稲妻の剣で 敵を蹴散らせ
安らぎを夢見る 鋼の勇者よ 守るべき未来と愛を信じて~~~~」
「前と曲変わっていますわよ」
「どう考えてもこれは猛き戦いの舞曲であります!!でも燃えてきました!!」
「あとは、攻撃対策にスキュレー戦で余分に勝ってしまった耐斬ミストを使う。きびなごに混乱が入ったが、落ち着いてテリアカを使う」
「世界平和」
「正気に戻ってください!!きびなごさんは世界平和など願うはずがありません!!」
「そうですわ!!貴方にそんな綺麗な言葉合いません!!いつもの通り性悪説を解きなさい!!ほらテリアカβ!!」
「はっ、僕は一体何を!?」
「突攻撃の小手討ちを放ったら腕縛りが入りました。どうやら、ほとんどのスキルが腕スキルだったようで、ほとんど身動き取れなくなっています」
「一気に畳みかけるぞ」
「……は????????」
※左上のターン数が違うけど、大体こんな感じでしたbyえんがわ
「……どうする、もっと人数減らしたりする?」
「……面白いのでこれはこれでアリ!!」
「ナーンさんたちは一体どうして彼女に苦戦したんでしょうねえ」
「混乱対策用にバード入れて無かったんでしょ、鳥(バード)のくせにね」
「座布団10枚」
「あとは突攻撃持ちがいらっしゃらなかったのでしょうな。難儀なことであります」
「わー!!なんか倒れてるーーーー!!!!」
「悪いなみんな、クソザコ過ぎて勝負は一瞬で付いた」
「お前ら流石だな!!」
「……有難うございます!!」
「だからなんでルール破ってみんなで樹海に入るんですか」※回線で繋がっている巣鴨
「いや、でも次天空の城じゃん??」
「誰かが先に行ってから行くってのもちょっと惜しいなーって」
「……帰るときには、勿論バラバラで帰るけど」
「ワン!!ワンワン……くぅ~~~ん」
「あの鳥さんたちは食べちゃ駄目ですわよ」
「そうだよ、ツブ。それより野菜を食べようよ。野菜は美味しいよ」
「バウッ!!!!!!」
「肉が食べたいって」
「……ついにこの時が来たか。えんがわ、有難うな」
「あんたの教育のお陰だよ」
「妾はずっと願っていたのじゃ、いつかあの世界樹の向こうにある天空の城へ行きたい、それが駄目なら天空の城に行ける程の冒険者を育てたい……とな」
「あんたの期待に応えることができたのなら光栄だ。でも俺だけじゃない、大事な仲間や、支えてくれたしらすやサヨリ達もいたからできたことだ(あれ、ババアってそんなに天空の城に執着してたっけ?あとで二人に確認しておこ)」
「えんがわ、多分お主ろくでもないことを考えているじゃろ」
「いやいやいやいやいや」
「よし!!それじゃあ行こう!!天空の城へ!!!」
「これが天空の城、か。こんなに大きなものが空を浮かんでいるなんてな……どうだ、ババア?」
「……」
「おばあちゃん、大丈夫?」
「……全部金ピカは……ダサいじゃろ!!!!!」
「……お気に召さなかったか……」
華麗に続く!!