「29階は無限ワープゾーン編でした!!」
「……」
「……」
「鬼滅の刃 無限ワープ編」
「助けて煉獄さん」
「前から思ってたんだけど、うごめく毒樹のテンションが高すぎる」
「踊っていない夜を知らなさそう」
「エトリアにいた頃まいわし一人にフルボッコにされたのを、悔やんでいるんじゃないか?」
「それでダンサーに転職したってこと!?」
「うーん全部違うと思う」
「道中にいる赤FOE、基本は鈍足型なのにこちらに気がつくとダッシュで追いかけてくるのがめちゃめちゃ怖いです。ちびりそう」
「鎧の中で漏らしたら大変そう」
「そうなんだよ。だから鎧着る前、必ず餅食べるようにしてるんだ」
「へーおもちってそんな使い方あるんだ。これから冒険の前には食べるようにしようかな」
「あと特定の場所で一定時間戦闘をしていたらこんなことになっていた」
「第三層の悲劇、再び!!って感じだったね」
「敵の攻撃も激しいのにHPも多いから、戦闘長引いちゃう。なのに交戦している間に湧く紫もやもや……流石六層!! って感じだね」
「……とまあワープに片っ端から突っ込んでみたけど、次の階段に繋がる道が無さそうなんだよなあ」
「スクショが前後してわかりにくく申し訳ないが、今はこのエリアFOEの先(地図右側)以外は全て調べまわったところだ」
「FOEを避けて通れないかと思って何回か試したんだけど結局駄目っぽかったです……」
「なので強行突破をします!!あたしとまいわしが抜けて、代わりにしまあじときびなごに入ってもらいます!」※びんちょうとまいわしは回線で会話に参加中
「うおおおおおお!!!トラッピング!!トラッピング!!……からのジエンド……」
「君本当にジエンドあんまり好きじゃ無いのね……」
「ジエンドが嫌いと言うよりトラッピングが好きすぎるだけなんだぜ!! あと鞭はちょっと俺にとっては刺激が強すぎてな……」
「君、ダークハンターの癖に奥手だよね」
「ダクハン全員がエロ要員な訳じゃ無いからな」
「うちのギルドのダクハンがエロくなくて良かった~!!」
「これはネタバレなんだけどこの後も〇ターン以内に撃破、即死撃破等々の条件をこなすために、ジエンドはめっちゃ使います」
「……剣、装備したいです」
「すまないな……もう少し耐えてくれ」
「続くオレンジもやもやも倒してしまいます」
「赤い奴に比べると強くないからゴリ押しで行けるね」
「己への戒めとして告白するのですが『全てへの子守唄』を取得したつもりでいたら『魅惑の小夜曲』を取得していました。違う、そうじゃない……」
「大丈夫、誰もが全員通る道だ」
「案の定FOEの先にあったね、階段」
「FOEと!!戦わなくても!!冒険は!!出来るんじゃないんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「裏ダンはそんなこと通じませぇぇぇぇぇぇぇん!!」
「30階には磁軸の柱もあったよ。次回はここから探索だね!!」
「つ、疲れた……。一旦街に戻り対策建ててから、また来ましょう」
「ところでここ凄くロケーション良いし今度畑にしたいんだけど良いかな?」
「ヤバいもん育ちそう」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「30階はかなり特殊で、エネミーアピアランスの上昇が無いのでランダムエンカウントは無いけど、代わりに扉を開けると必ずモンスターとエンカウントする仕組みになっています」
「一戦一戦が結構重いので、色々なメンバーで攻略しています」
「6層モンスターオールスターズ。すなわち地獄」
「モケーレムベンベというモンスターは、ほぼ紛れ込んでいるな。こいつと似たモンスターに全滅させられかけたこともあるし、早めに処理したいところだ」
「もけもけ」
「もけぺっぺ」
「べんべん」
「モ°ルモ°ル」
「よく発音できたね」
「そして!!これは!!何!!」
「モンスターの群れ……ですねぇ……」
「くっそめんどーーー!!」
「今後も必要になるかもと思ったので、間違えて振ったスキルポイントを振り直しました。みんなも気を付けようね……」
「きびなごがレベルを5まで下げて進み、その先に会ったものとは……!!」
「過去一の『は?』が出ました」
「は?」
「は?」
「強欲二人が、過去一の圧を見せている」
「あと聖地巡礼も出来ました」
「……いや、あのさあ……」
「……く~ん」
「これは難易度じゃなくて、理不尽なんよ……」
「まあ、こうなりますわな」
「がう……」
(どうしよう……メンバーに加わっていなかった手前「これがあの噂のディノゲーターか~!!」なんて浮かれてしまったなんて、言えない……)
「アナログでもちょこちょこプレイの記録を取っているんだが、印刷しようと少し加工を入れてみたらなんかいい感じになった」
「良い写真過ぎるだろ……」
「しまあじが皮肉で言っているのか、心の底からそう思っているのかわからない」
「何度も何度も戻りながら、進んでいたら、大分奥まで来ました」
「ワープゾーンが見えるけど、これ絶対罠だと思うんだよね」
「あ、もっと奥にもう一つワープゾーンあるよ!!」
「そっちに乗るぞ!!」
「ビビビビビビビビビビンゴ~~~~~~wwwwwwwwwザザザザザザコォwwwwwwwwww」
「めっちゃはしゃいでるな」
「あっさり目に過程書いてるけど、かなり時間かかったからね。抜け道も開通できたし、とにかく良かった……」
「遂に一番奥に辿り着いたみたいね」
「扉の色やっば!!」
「長かった~~~!!」
「いかにもこの先に大ボスがいるって感じだな」
「無機質なナレーションさんにこう言われると、ぐっとくるよね」
「それで、どうする? 勿論このまま突っ込みはしないだろ」
「そりゃあね!! 一番奥まで来れたし、ここからはひたすらにボスと戦い続ける日々が始まります!! 覚悟しておいてね!! 特にはまち、しまあじ、きびなごの三人は!!」
「え、僕も!?!?」
「うおおおお~~~~燃えて来た~~~!!!」
「何となくこうなるとはわかっていたけどねえ……でも頑張るね!!」
華麗に続く!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
一方その頃のジジイ達
「よしっそれではこれから訓練を開始するぞ!!大丈夫、ワシが必ず助けるから臆することは無いぞ!!さあ、あのモンスターにエミットウェポンを食らわすのじゃ!!」
「は、はい!!」シューーン
「……なんか違うなあ」
「なんで街を襲おうとするモンスターで講習会開いてんの?? 巣鴨様も流されちゃってるし……」
「思いついた言葉をとにかく言ってみるのじゃ!!」
「ええっと!!アーモロードに行きたい!!皆さんみたいな仲間が欲しい!!親友が欲しい!!おさかなうまい!!タルトタタン!!えっと……えっと……みんなが!!仲良く!!なりますようにー!!! ……出た!!出た!!!やったー!!」
「いやそれシャミ子!! シャミ子の台詞!!」
「攻撃技にしては慈愛に満ちすぎなんだよなあ」
「なんつーか殿下……幸せになってくださいね」