七七日横丁

この世とあの世とその世

筋肉モリモリマッチョマンのただのくねくねですな:びんちょうオデッセイ(ネタバレあり)

※与太話です

コマンドー語録はやめるって約束したじゃない」

「あれは嘘だ」

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

「大量ね」

「もはやプランテーションですわ」

「私達、なんでトマトの収穫をやっているの!?」

「あまりにも正論」

「まあまあ。ちくわはこんにゃくちゃんとの思い出が出来て嬉しいですぞ」

「も、もうちくわったら……」

「「あら~~~~♥」」

「これタッパーに詰めて持って帰って良い?」

「良いよ。だけど植えたりはしない方が良いかも。この間それやったらデンマーク国王生えて来たから

「こわっ」

「……」

「はんぺん何をじっと見ているの?」

「……」

「……白いかかし?」

「……」

「ちょっとよく見えないな……お前の持ってるその双眼鏡、貸してくんね?」

「神の御心のままに

「えーっとどれどれ……カカシと言うより白い筋肉モリモリマッチョマンの変態……ん?白いカカシ、奇怪な動き、畑……んんんん?????」

「ぎゃーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

「はぁ……はぁ……はぁ……」

「良かった……。いきなりくねくねし始めたからびっくりしたが、すぐに治ったようじゃな」

「えっと……何があったの? また5のデータぶっ飛んだ?

「データは無事じゃよ。それより今後白いカカシのようなものを畑で見ても、双眼鏡で覗いてはいけないぞ。もう戻ってこれなくなるかもしれないからの」

「……そっか。それで、僕は大丈夫なの?」

「今回はな。俗に『くねくね』と呼ばれるものだったらアウトだったが、違うものだったから大丈夫じゃ」

「くねくねじゃなかったら何なの?」

「それは……」

始原の幼子じゃ

「違ったのか。くねくねだと思って思い込みでくねくねしちゃったんだねー」

「「HAHAHAHAHAHAHAHA」」

「何笑ってんだよ!!死ぬところだったんだぞ!!!!」

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

「ちゅー訳で、始原の幼子……つまりハイ・ラガードの世界樹で一番強い奴と戦います。メンバーははまち、しまあじ、きびなごの三人!!」

「えっと……三人の理由を教えて貰って良いかな?」

「敵の攻撃の事情で今回は三人で挑んでもらわないとちょっと厄介で。それから、今回の冒険を全体的に見てて一つ思ったことがあるんだ」

「それは?」

ハイ・ラガードにおける最強PT、パラディンバードダークハンターの3人PT説どすえ」

「なんで京都人?」

「ああ……それはあるかも。今回、一定以上のバフをかけると打消し&大ダメージ与えてくる奴に、フルガードの使い勝手がいまいちなところ、それからトラッピングの効果範囲……敢えてメンバーを減らした方が有利になるんじゃないか?と言うのは前々から思ってたな」

「それなら敢えてギリギリまではフルメンバーで挑んでやろうじゃない!!と言った意気込みで今まで来たけど、今回少人数パーティーで挑むのが必勝法になっている以上解禁することにした次第で御座います」

「そっか。確かに1層のボスから今まで、僕たち3人は常に誰かがPTに入っていた気がするなあ」

「バーロー後は、きびなごが一度氷竜戦で抜けた以外は皆勤賞だしな」

(クリア後に限るならボクも皆勤賞なんだけどな……まあいっか)

「ともかく、今回は是非3人で思う存分戦ってきてね!!あ、そうだしまじ、これ!!」

「これ、真竜の剣……いやこれは流石に借りれないよ!!

「でも相手が一番強いんだから、こっちだって最善を尽くさないと駄目だよ」

「でもこれはびんちょうが持っているべきものであって、俺は……

「……???」

「君もまだ人としての心が残っていたんだね」

「びんちょう、しまあじは君にずっと最強で、そして前を走っていて欲しいんだよ」

「……そうなの?」

「𝓢𝓱𝓲𝓷𝓲𝓷𝓰 𝓛𝓲𝓷𝓮……」

「だとしても感情優先して勝てる相手じゃないかr(ry」

「シールドスマイト」

「ぐええええええええええええええ」

「びんちょうって人の心無いよね」

「人の気持ちはわかるんだけど、目の前の冒険に対する気持ちが勝っちゃうんだよね……(苦し紛れの弁明)」

しまあじ、何度も言うがびんちょうを𝓢𝓱𝓲𝓷𝓲𝓷𝓰 𝓛𝓲𝓷𝓮の対象にするのは止めた方が良いぞ」

「ずっと一緒に冒険をしてきたえんがわさんからも、これだけ言われるびんちょうさんって何者なんですか」

「わ、解った!!じゃあこの剣は貸すことにするね!!(元々ギルドの私物のつもりだったけど!)」

「あ、復活しましたわ」

「そうするぜ!!」

「𝓢𝓱𝓲𝓷𝓲𝓷𝓰 𝓛𝓲𝓷𝓮……」

「全員の覚悟が決まったところで、あの明らかにヤバそうな扉に突っ込むぞ!!この戦いが終わったら僕、姉さんを南の島に連れて行くんDA……」

「やめなさいそういうことを言うのは」

「僕、二人とも一緒に色々やってみたかったから、今回のびんちょうの選出嬉しいんだよね」

「……そうなのか?」

「うん、歳も近いし。でもあんまり積極的に人に絡めるタイプでも無いからさ」

「言われてみるとはまちって内弁慶だよね。びんちょう達4人と巣鴨さんと日比谷さん以外には、地味~に他人行儀」

「ハ、ハマ~……(羞恥)」

「でも僕もはまちのこと好きだし、今回はストーリークリア後色んなところで共闘出来て楽しかったよ。今回の戦いも頑張ろうね」

「ハマ!!」

「そっか……俺が思っている以上にはまちも色々考えてるんだな。よしっ名一杯楽しもうぜ!!」

 

後半に続く!!