登場人物
はまち:ショタの皮を被った混沌。野菜が好き。
しまあじ:オスガキの皮を被った大きなお友達。トラッピングが好き。
きびなご:男の娘を被った猛毒。銃口が好き。
「このコーナー何」
「ボス戦のことを書く場合スキル振りとステータスと装備も書くべきだったということに今気がつきました」
「判断が遅い」
「三人とも、頑張って……!!」※キャラメルポップコーンドカ食い中
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「行こう、二人とも!!」
「おうよ!!」
「今回の相手は決まったルーティン通りの行動をしてくるので、それに対処しながら戦うことになるな。以下がざっくりした行動予定表だ」
「僕の予定がガラ空きなのは、アドリブでの対応を求められたから、挑むたびに行動を調整していったからです(つまり覚えていない)」
「強化枠はこれ+聖なる守護の舞曲だったかな(うろ覚え)」
「うろ覚えかい」
「僕含め3人ともしょっちゅう死にまくっていたため、強化枠がぐちゃぐちゃ変わってたのと、5ターン目の『我に従え』でこちらの強化枠が勝手に埋められるからですね」
「厄介~~~」
「ミストが切れるのが一番の地獄なので、その点を特に気を付けるよ」
「一ターン目『汝、力を捧げよ』。対象とその両隣にダメージ&攻撃力低下。今回はまちがターゲットになったから、きびなごには被弾しなかったな」
「攻撃力低下は僕の歌で打ち消せば良いね」
「2ターン目『強者への賞賛』、俺とはまちが死にます」
「前衛職に即死級のダメージが飛んでくる今までに見なかった謎の技です」
「僕はぶっ飛んだ二人をネクタルオールで復活させます。今回バードは先手を取られて困ってたんだけど、このターンだけは有難かったね」
「このターンはループごとに大ダメージが与えられる職業が変わるらしいぜ!!」
「3ターン目、力を見よ。全体攻撃攻撃&状態異常です。何故かこのタイミングで必ずはまちが混乱します」
「誰なんだよ!!僕は誰なんだ!!!結局貴族でも平民でも無いじゃないか!!!!!!じゃあ僕は一体どこの誰なんだよ!!!」
「シ、シリアス~~!」
「はまちの心にも闇はあったんだ……。ごめんな、俺勘違いしてたわ」
「で、こうなった」
「はっ、僕は一体何を!?」
「君、びっくりするほど状態異常入るね……アクセ変えるか?」
「混乱がほぼ確定で入るようだったので、4ターン目のトラッピングを諦め俺がテリアカβ、きびなごがソーマⅡを使うことで解決しました」
「Mange tak……」
「7ターン目『孤独は尊ぶ』、パーティーの人数によって攻撃力が変わる技です。今回は3人で挑んだのでスーパートラッピングタイムでしたが、人数が多いとここで死にます」
「そこら辺をしのげば、次はランダム属性攻撃が3ターン続くね。これははまちのガードでHP吸収&しまあじのトラッピングⅡで大ダメージを与えられるから、むしろボーナスタイムだよ」
「と思ったらあらららららら???」
「違う攻撃が来たね。この場合、次の行動はスキップされるの?それとも単に割り込み?」
「と、とりあえずスキップされたと仮定してフリーズガード頼む!!」
「って割り込むだけで、普通に進むんかーーーーい!!!!!」
「仕様をよくわかっていなかったーーーーー!!!」
「こうしてまた一つ樹海に木が増えたのであった」
「環境的だね」
「次行くぞ!!!」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「属性攻撃フィーバーを越えたら13ターン目に来る『去れ永久に』の対策をしないと」
「具体的に言うと全員死ぬ技です」
「回避するために、12ターン目に僕が挑発を使うよ。これをすることで『去れ永久に』を『滅ぼす風』に変更、犠牲者を僕一人に減らすことができます」
「ってはまちーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
「このタイミングでしかも化石となっ!?!?!?!?!?!?!?」
「と、とりあえずテリアカβを……一応」
「あれ、僕は一体何を……って今12ターン!!??」
「……はい」
「……ってことは」
「「「ですよねーーーーーーーー!!!!」」」
「うん、なんか……ごめんね……」
「耐邪の鎮魂歌Lv.10を使ってるのに毎度誰かが状態異常にかかる……裏ボスはやっぱり甘くはないな」
「この後怖すぎたので、意味があろうかなかろうが11ターンには必ずはまちにテリアカβを使うことにしました」
「そしてなんやかんや二周目に突入……」
「2ループ目に入りました。15ターン目は『熟者への賞賛』、中衛職に即死級のダメージが飛んでくる奴です。それ抜きにしても僕の耐久力が色々危ういなあ……」
「今攻略wikiを確認したら、これ雷属性だったんだね。もしかしてショックガードで防げたのかな~(後の祭り)」
「きびなごが死んでもトラッピングは発動!!」
「しまあじ……?」
「前々から思ってたんだけど、この男のどこを好きになったの?」
「おいおい待てよ、俺ときびなごは大親友だぞ?そんな軽い関係じゃねえんだ。と言う訳で、ほいネクタルⅢ。高級やぞ」
「し、しまあじ……やっぱり君は優しいね」
「ネクタルⅡがもう荷物にないだけだよ」
「っておい!!!!ネクタルⅢ!!!!!!!」
「僕だって好きで死んでるんじゃないんだよーーー!!!」ガクッ
「……わりぃきびなご!!安全に立て直せるようになるまでそのまま死んでてくれ!!」
「……しまあじ?」
「あんた鬼だね」
「大丈夫!!属性攻撃ターンに入れば死ぬことも無いし、安全に攻撃を与えることも出来るから!!」
「そういう問題じゃ無いんだよ~!!」
「でも、あともう一押しだよ。こりゃ行けるぜ!!」
「「「や、やっちゃ~~~~~!!!!!!」」」
「渾身の力を込めた最後の一撃(トラッピング)」
「罠で勝ったのなんかあれだな」
「……心優しい?」
「おんげろげ~~~~~~!!!!!」
「心優しい奴のやらないことばかり、やってきた気がするなあ」
「……なんだか二人とこんなに力を合わせて戦えたなんて不思議。えっと……そういえば、二人のことあんまり名前で呼んだこと無いかも。一応年上だししまあじ……さん?」
「俺たちのことはしまあじ、きびなごで良いよ」
「なんならギルドメンバーとしては、はまちの方が先輩だしね」
「……うん!!」
「でも楽しい戦いだったな!!この編成が強いって言うのも勿論あるけど、純粋に二人と一緒に戦うのが楽しかった!!」
「そ、そう言われると嬉しい……」
「……ねえ、もう少し落ち着いたらこの3人で冒険してみない?」
「面白そう!!」
「それをお前から言い出すなんてな」
「別に良いでしょ。僕も冒険者なんだから」
「やろうね!!絶対に3人で冒険やろう!!約束だからね!!」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「oh happy day~♪」
「満足いった?」
「はまち、ああ見えてかなり内弁慶で人見知りだから、知り合いも少ないみたいでね。姉としてはこうやって居場所が増えてくれるのが一番」
「そういうところ少しあったからね。でも寂しくならない?」
「私がどうこうより、大切な人が幸せな方が大事でしょ。それにあの子が貴族であろうが平民であろうが、はたまた何処に立っていようが、私の弟であるというのは揺るがない事実なの」
「それ、はまちに言ってあげれば喜ぶのにな~」
「その時が来れば言うつもり……ね」
「……」
「……」
「……?」
「……いい雰囲気で終わるのなんか駄目だな、似合わない。爆発オチにしていい??」
「え、しめさば何言ってんの?爆発オチ???
「は????」
華麗に続く!!