七七日横丁

この世とあの世とその世

カルマル同盟(仮)VS変態:びんちょうオデッセイ(ネタバレあり)

登場人物

はまち:ショタの皮を被った混沌(じゃあく)。野菜が好き。

しまあじ:オスガキの皮を被った大きなお友達。トラッピングが好き。

きびなご:男の娘を被った猛毒。銃口が好き。

「このコーナー何」

ボス戦のことを書く場合スキル振りとステータスと装備も書くべきだったということに今気がつきました」

「判断が遅い」

「三人とも、頑張って……!!」※キャラメルポップコーンドカ食い中

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

「行こう、二人とも!!」

「おうよ!!」

「今回の相手は決まったルーティン通りの行動をしてくるので、それに対処しながら戦うことになるな。以下がざっくりした行動予定表だ」

「僕の予定がガラ空きなのは、アドリブでの対応を求められたから、挑むたびに行動を調整していったからです(つまり覚えていない)」

「強化枠はこれ+聖なる守護の舞曲だったかな(うろ覚え)」

「うろ覚えかい」

「僕含め3人ともしょっちゅう死にまくっていたため、強化枠がぐちゃぐちゃ変わってたのと、5ターン目の『我に従え』でこちらの強化枠が勝手に埋められるからですね

「厄介~~~」

「ミストが切れるのが一番の地獄なので、その点を特に気を付けるよ」

「一ターン目『汝、力を捧げよ』。対象とその両隣にダメージ&攻撃力低下。今回はまちがターゲットになったから、きびなごには被弾しなかったな」

「攻撃力低下は僕の歌で打ち消せば良いね」

「2ターン目『強者への賞賛』俺とはまちが死にます

「前衛職に即死級のダメージが飛んでくる今までに見なかった謎の技です」

僕はぶっ飛んだ二人をネクタルオールで復活させます。今回バードは先手を取られて困ってたんだけど、このターンだけは有難かったね」

「このターンはループごとに大ダメージが与えられる職業が変わるらしいぜ!!」

「3ターン目、力を見よ。全体攻撃攻撃&状態異常です。何故かこのタイミングで必ずはまちが混乱します

「誰なんだよ!!僕は誰なんだ!!!結局貴族でも平民でも無いじゃないか!!!!!!じゃあ僕は一体どこの誰なんだよ!!!」

「シ、シリアス~~!」

「はまちの心にも闇はあったんだ……。ごめんな、俺勘違いしてたわ」

「で、こうなった」

「はっ、僕は一体何を!?」

「君、びっくりするほど状態異常入るね……アクセ変えるか?」

「混乱がほぼ確定で入るようだったので、4ターン目のトラッピングを諦め俺がテリアカβ、きびなごがソーマⅡを使うことで解決しました」

「Mange tak……」

「7ターン目『孤独は尊ぶ』、パーティーの人数によって攻撃力が変わる技です。今回は3人で挑んだのでスーパートラッピングタイムでしたが、人数が多いとここで死にます

「そこら辺をしのげば、次はランダム属性攻撃が3ターン続くね。これははまちのガードでHP吸収&しまあじのトラッピングⅡで大ダメージを与えられるから、むしろボーナスタイムだよ」

「と思ったらあらららららら???

「違う攻撃が来たね。この場合、次の行動はスキップされるの?それとも単に割り込み?」

「と、とりあえずスキップされたと仮定してフリーズガード頼む!!」

「って割り込むだけで、普通に進むんかーーーーい!!!!!」

「仕様をよくわかっていなかったーーーーー!!!」

「こうしてまた一つ樹海に木が増えたのであった」

「環境的だね」

「次行くぞ!!!」

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

「属性攻撃フィーバーを越えたら13ターン目に来る『去れ永久に』の対策をしないと」

具体的に言うと全員死ぬ技です

「回避するために、12ターン目に僕が挑発を使うよ。これをすることで『去れ永久に』を『滅ぼす風』に変更、犠牲者を僕一人に減らすことができます

「ってはまちーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

「このタイミングでしかも化石となっ!?!?!?!?!?!?!?」

「と、とりあえずテリアカβを……一応」

「あれ、僕は一体何を……って今12ターン!!??」

「……はい」

「……ってことは」

「「「ですよねーーーーーーーー!!!!」」」

「うん、なんか……ごめんね……」

耐邪の鎮魂歌Lv.10を使ってるのに毎度誰かが状態異常にかかる……裏ボスはやっぱり甘くはないな」

「この後怖すぎたので、意味があろうかなかろうが11ターンには必ずはまちにテリアカβを使うことにしました

「そしてなんやかんや二周目に突入……」

「2ループ目に入りました。15ターン目は『熟者への賞賛』、中衛職に即死級のダメージが飛んでくる奴です。それ抜きにしても僕の耐久力が色々危ういなあ……」

「今攻略wikiを確認したら、これ雷属性だったんだね。もしかしてショックガードで防げたのかな~(後の祭り)」

「きびなごが死んでもトラッピングは発動!!」

しまあじ……?」

「前々から思ってたんだけど、この男のどこを好きになったの?」

「おいおい待てよ、俺ときびなごは大親友だぞ?そんな軽い関係じゃねえんだ。と言う訳で、ほいネクタルⅢ。高級やぞ

「し、しまあじ……やっぱり君は優しいね」

ネクタルⅡがもう荷物にないだけだよ

「っておい!!!!ネクタルⅢ!!!!!!!」

「僕だって好きで死んでるんじゃないんだよーーー!!!」ガクッ

「……わりぃきびなご!!安全に立て直せるようになるまでそのまま死んでてくれ!!

「……しまあじ?」

「あんた鬼だね」

「大丈夫!!属性攻撃ターンに入れば死ぬことも無いし、安全に攻撃を与えることも出来るから!!

「そういう問題じゃ無いんだよ~!!」

「でも、あともう一押しだよ。こりゃ行けるぜ!!」

「「「や、やっちゃ~~~~~!!!!!!」」」

「渾身の力を込めた最後の一撃(トラッピング)」

「罠で勝ったのなんかあれだな」

「……心優しい?」

「おんげろげ~~~~~~!!!!!」

「心優しい奴のやらないことばかり、やってきた気がするなあ」

「……なんだか二人とこんなに力を合わせて戦えたなんて不思議。えっと……そういえば、二人のことあんまり名前で呼んだこと無いかも。一応年上だししまあじ……さん?」

「俺たちのことはしまあじ、きびなごで良いよ」

「なんならギルドメンバーとしては、はまちの方が先輩だしね」

「……うん!!」

「でも楽しい戦いだったな!!この編成が強いって言うのも勿論あるけど、純粋に二人と一緒に戦うのが楽しかった!!」

「そ、そう言われると嬉しい……」

「……ねえ、もう少し落ち着いたらこの3人で冒険してみない?」

「面白そう!!」

「それをお前から言い出すなんてな」

「別に良いでしょ。僕も冒険者なんだから」

「やろうね!!絶対に3人で冒険やろう!!約束だからね!!」

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

「oh happy day~♪」

「満足いった?」

「はまち、ああ見えてかなり内弁慶で人見知りだから、知り合いも少ないみたいでね。姉としてはこうやって居場所が増えてくれるのが一番」

「そういうところ少しあったからね。でも寂しくならない?」

「私がどうこうより、大切な人が幸せな方が大事でしょ。それにあの子が貴族であろうが平民であろうが、はたまた何処に立っていようが、私の弟であるというのは揺るがない事実なの

「それ、はまちに言ってあげれば喜ぶのにな~」

「その時が来れば言うつもり……ね」

「……」

「……」

「……?」

「……いい雰囲気で終わるのなんか駄目だな、似合わない。爆発オチにしていい??

「え、しめさば何言ってんの?爆発オチ???

「は????」

華麗に続く!!