七七日横丁

この世とあの世とその世

姫の鼠径部:逆襲の恵比寿編(ネタバレ注意)

「一周目のあんた達と戦う姫様とクジュラを見たくて、あたしゃずっとわくわくしてたんだよ!!」

「あたしも!!一体どんな戦いになるのか楽しみ!!」

「スクショの雰囲気とみんなの台詞が合って無さ過ぎる」

「ちなみに今回耐斬ミストは」

「バッチリ持ッテ来テイマス」

「そうか……」

「あ、待ってクジュラ。恵比寿さんが私の台詞に一言申したいそうでして」

「一国の姫に一言申したいとは、物凄い度胸だな……」

「女は度胸ってね!!」

「顔色わるっ!!」

「しっ!!」

「テンポ悪くすな」

「あたしも大好きなお兄ちゃんいるから会いたい解るけどさ。でもやっぱり自分の願いを叶えるためなら、どんな手段でも取って良いってのは間違いなんだよ」

「それが恵比寿さんの考えですか……」

「そうだよ。その理屈が可能なら目黒さんだってお兄ちゃんだって、とっくに許されなくちゃいけないんだから」

(あの港湾労働者組合員ショタコン将軍の過去に一体何が……)

「あなたの言い分はわかりました。ですが貴女にとって私が罪人であったとしても、己の罪を否定し弁護することは許されるでしょう。何故なら正義とは人それぞれにあるのだから――」

「決着、つけましょう!!」

「……あの、盛り上がっているところ悪いのだが」

「深都ルートはまず俺を倒してから本丸なので……」

「「忘れてました♪」」

「という訳で、クジュラさん戦です(※このあとケブクロは後列に下げます)。まずは基本の♪」

「た、耐斬ミスト持った~♪」

「カ、介護陣営忘レタ~~♪」

「にっこり^^調査隊してないで解説して!!あとリズム合ってないよ!!」

「日暮里調査隊ダヨ」

「どっちにしてもリズム悪いよ!!」

「じゃあ真面目に解説すっかー。まずクジュラさんは物理攻撃に耐性を持っていて、属性攻撃に弱いです。ただ今回は連戦になる関係上、属性攻撃ばかりにスキルポイントを振る訳にもいきません」

「今回のメイン火力は私のエーテル圧縮→サンダーショット』のコンボ、それを日暮里の『イエロポット』で追撃してもらうよ」

「ブンブーン」

「ト、トンデモネェ……」

バリスタのSTRが強いのは勿論なんだけど、エーテル圧縮の倍率が本当に恐ろしい……」

「結局ケブクロ後衛ニ下ガルケド、ソレデモ十分ナ火力ダッタヨ」

「パイレーツは大人しく補助に回るよ。イーグルアイで相手の防御力を下げながら、ハンギングで頭封じを狙います!」

「頭封じにすることで『力溜め』と『合戦の覇気』(なんか状態異常やったりしてくる技)を防ぐことができるよ。パイレーツはこういうところで小回りが利くところが良いね」

「パイレーツは意外と出来る子だぞーーー!!!(銃は……後列から攻撃できる!!)」

「なお、壊滅する時は一瞬です」

「ウ、ウワーーー!!!!前列ガ大変ナコトニーーーーーー!!!!!」

「パイレーツ耐久力無いし、ポットもスキルポイント大して振って無いからね……」

「ミストなぞなんぼのもんじゃい!!!!!」

「DS版では拝めなかったクジュラさんの必殺技も拝めて嬉しかったです」

「俺もようやく披露できて嬉しいぞ」

「桜花……桜の花、か。そういえば寿司連盟のかんぱちさんのことを、田町が桜花さんって呼んでたような……」

巣鴨様、それ以上喋ると首を梟のようにぐるっ♥といたしますわよ)

「ご、ごめんなさいごめんなさい!!!!!!!!!!!(直接脳裏に!?)」

「突然なんですか!!?」

「急に巣鴨様が絶叫して何事かと思いましたが、バトルの方は順調に行き……(実は一回仕切り直したけど)」

介錯、ちょっと楽しすぎるな」

「コイツ、ヤッパリヤバイ奴ダワ」

「クジュラさん、少し左にずれて真っ二つになるのね。世界樹スタッフはプリティーリズムスタッフより人の心があるみたい

「前言撤回します」

「人の心本当に無いな!!」

「ソリャソウデショ」

「臣下を介錯されて挙句の果てにモンスター扱いされたらそりゃ怒るでしょうよ」

「という訳で本丸ですが……。何かブラウスでも羽織っていただけると嬉しいのですが……」

「うおー!!すっぽんぽんだ!!」

「ウッヒョーーーーー!!!!!ギリギリダゼ!!!!!!」

「ちらっ……ちらっ……んへへ」

「エロガキども!!!!!」

「50年前永久脱毛しておいて良かったです」𝓗𝓞𝓣 𝓟𝓔𝓟𝓟𝓔𝓡 𝓑𝓮𝓪𝓾𝓽𝔂

「姫トノ戦イ、マズは『ブルーポット』ト『イエロポット』ヲ出シマス」

「姫はクジュラさんと打って変わって、物理攻撃が弱点だよ。だからあたしはハンギング(頭封じ)しつつアタッカーを。ケブクロも物理技に切り替えてもらうよ」

「いくぜ!!!」

「姫ノ全体攻撃ハ、氷属性と雷属性。『リフレクター』デ完封デス」

「今まで問題になって来たアンドロのTP管理も、省エネをLv.10まで上げることでむしろお釣りがくるくらい余裕になりました」

「あと厄介なのは状態異常だけど、これもリミットスキルの『介護陣営』を使うことで解決だね!!」

「さっきから一枚しかスクショが挟まっていないんですが」

「……もしかして私、詰んでます??」

「か、かもしれないです……」

巣鴨殿下は……暇そうですね」

「『介護陣営』にやること取られて手が空いています」

「……手ごたえ、どうでした?」

「クジュラさんの方が強かったです!!!!!!」

「そ、そうですか……」

「……気まず!!!!!!!!!」

「ちょっとグートルーネ!!一周目でもちゃんと攻略されちゃったじゃないか!!」

「フローディア……面目ないです。これからは身体を鍛えます、米津みたいに……」

「やめて」

「ピアネキ、深都ルートデモ曇ッテンナ」

「どのルートでも、私幸せになってない……」

「この人だけウッキウキやんけ!!!!」

「常時スク水を着ている人は話がちげぇや!!」

「深王ノ、コウイウトコ嫌イ。女ヲ弄ンデル」

「そんなつもりは無いのだが……すまない」

「まあ、何がともあれお疲れ様だ」

「二人とも、どうだった?」

「姫、一周目デモ大シタコト無カッタカモ」

「うぐっ……」

「思ったのは、アンドロがめちゃめちゃ強かったってことかな。スキルポイントが足りてない頃はTP管理が難しかったけど、50レべ辺りで省エネにスキルポイントを割けるようになって、かなり頼もしくなったというか」

「フフーーーーーン♪」

「パイレーツも銃を装備していた時は運用に困ってたけど、突剣の場合イーグルアイ(防御力低下)に加えてハンギング(頭封じ)インザダーク(盲目)が使えたのは、痒い所に手が届く感じで嬉しかったかも」

「シナリオ周りはどうだった?」

「何故カ……罪ノ意識ガ……」

「このルートのクジュラさんって世界樹シリーズ唯一の純然たる人間の死者だよね」

「やばっオンリーワンじゃん」

「そこでオンリーワンって発想の出るお前が怖い」

「ま、ともかくこれで深都ルートはいったん終わり!!次は海都ルートで、深王さんとオランピアさんと戦うよ!!」

「DS時代はかなり苦戦したって言ってたね(それで何を思ったかおつンゴ聞きながら倒した)」

「2人ニ、私ノ成長シタトコ見セテアゲル!!」

「お、それは楽しみだな」

「それでは早速二周目の準備に入るとしよう」

「てぇてぇ!!!!!(閉廷)」

二周目に続く