「おい」
「またこのパターンか」
「しかも3人で沈めてる。エライ」
「4層ボスにしては、我々のレベルが高いからね」
「キリン、プレイヤーが中学生の頃とかに詰んだ原因の敵なんだけど、今思うと何で倒せなかったのか分からないくらい攻略できるね」
「一ツ補足。最初ハ『ポット』ヲ使ウ作戦デシタガ、ヤハリ沈ミマクッタノデ、サブ『ファランクス』デがーどヲ使ウ作戦デ行キマシタ』
「キリンはこちらを封じてくる技を使うけど、アンドロは敵の攻撃で封じにならないから、相性ばっちりだったね」
「フフーン♪」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「気持ちは解るけどさ、筋道ばかり考えて人の感情を計算に入れないのは駄目だよ。そんな理屈がまかり通ったら、お兄ちゃんも組合員にならなかったし目黒さんももっと陽キャになってたはずなんだよ」
「だから何があったんだ……。これってプレイ日記で回収されるネタ?」
「多分サレナイ」
「面白い顔!!」
「画集でこの顔何度も見て笑ってたわ。懐かしい」
「深都がリゾートになった暁にはこの顔になれるプリ機を設置する予定だから、よろしく頼むぞ」
「深王様、もっと自分を労わって」
「すべての記憶が戻った時一番ショックだったのは、あの美しいフローディアがガツガツ系BBAになっていたことだよ」
「王さま、乙女になんてことを!!今もあたしゃ美人だろ!!!!!」
「確カニ、オメメパッチリダシ、老婆ノ中デハ美人カモ」
「あんたは賢いアンドロだねぇ。後でおやつ(しるこサンド)あげよう」
「ニチャァ」
「肖像画は無いのか……それがあれば余のショックをお前らにも体験させることができるというのに……」
「さあ、成長した姿を見せたまえ!!」
「ウオオオオオオオオオオオ!!!!!」
「ラスボス戦にしては微笑ましすぎる」
「おつンゴ流してよい?」
「駄目。クシコスポスト流すから」
「本当に運動会じゃないか!!」
「ちゅー訳で、海都ルートラスボス戦です!!DS時代はせっかく再開した3の冒険がここで終わるんじゃないかというレベルで詰みました」
「謎にアクセス数があるこれも、二人に勝つための準備回でした。半年で私以外キャラも関係性も変わっちまった……。あの時のみんなは逝っちまった……(恥ずかしくて読み返せない)」
「志摩スペイン村行クマデニ、私ノ加入間ニ合ッテ良カッタ~~」
「まずはオランピアさんから倒すよ。リマスター版だと自爆撃破でもドロップアイテムは手に入るけど大変なんでね!!」
「恵比寿にサポートしてもらいつつ、『高速徹甲弾』でHPを削っていくよ」
「深王モ面倒ナ技沢山アル」
「深都ルートは状態異常に苦しめられる感じだったけど、海都ルートは封じが大変だね」
「状態異常は『予防の号令』とか『介護陣営』で対策できる分、封じよりましに感じるよね」
「ソンナ時ノ為ノアンドロ!!!!」
「そう!!アンドロは相手からの封じを無効化するからね。日暮里をサブファランクスにすることで、『不意な封じでスキルが出せなくなる』なんてことが無くなるんだ」
「忘れて無ければね……」
「渦雷ッテ一回溜メノたーん、アッタヨネ??」
「無いよ」
「OBAKA」
「ちゅー訳で仕切り直しです」
「メッチャ申シ訳」
「反省しろ!!!」
「解散した方が良いんじゃないか!!!」
「その伝統芸能、貴方達が引き継ぐんですか」
「再チャレンジ!!恵比寿が連続ブランデッシュで何度も沈みました」
「何回やっても何回やっても深王が倒せない~♪」
「コレガ乱数……」
「1ターン目の行動をちょっと変えたら、ブランデッシュで沈むことが無くなりました。まじで乱数でした!!(何を変えたかは忘れた)」
「日暮里は腕以外を封じて省エネで回復しつつ、ファランクスの技をお願いね」
「ドンナモンジャイ!!!!!!」
「あたしは文字通り『色々』ね。オランピアさんは、定期的にフォートレスで防御力をあげてくるから、イーグルアイで阻止。それから積極的に頭封じを狙うよ」
「呼びました?」
「帰ってください」
「ピア姉、真ッ二ツ。オ労シ……」
「王とピアさんは連携取れてて隙が無いから、やっぱり連戦よりもきついね」
「ここからは恵比寿もアタッカーに加わってね」
「りょ!!ミリオンスラスト祭りだぜ!!」
「深王ハ『ブランデッシュ』ヲ連発シテクルノデ『ディバイドガード』デ防ギマス」
「このお陰であたしも沈むことなく、アタッカーとして挑めます!!」
「ここまでくれば、あとはもう消化試合みたいなもんです!」
「やったーーーー!!!!!」
「二人の連携がかなりしんどかったね。逆に言うとそこを崩せればなんとかなるんだけど……」
「ばらばらデ来タ姫トくじゅニ、文句ヲ言ッテヤリマショウ」
「海都ルートの方が後味は良いけど、この先のことを考えると割と詰みよね」
「冒険者が裏ボスまで倒す保証は無いだろうに」
「胸糞悪イケド、理ニ適ッテイル深都ルート。多少晴レヤカダケド、老イ先真ッ暗海都ルート……」
「という訳で終了!!!!」
「成長したな、日暮里……」
「これで、貴女も立派な一人前のアンドロ。私たちも安心することができる」
「……?」
「??ああ、実は新しいアンドロを用意しようかと思ってな」
「リマスター版で、新しいグラフィックが追加されたから、せっかくだし使おうと思って」
「……ツマリ」
「日暮里の弟だな」
「これから貴女は末っ子じゃなくてお姉ちゃんになる」
「ヤダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「なんだこれ」
「巷でよく聞く、上の子が下の子に嫉妬するあれか」
「私も恵比寿も下だからわかんないや」
「ヤダヤダヤダヤダ弟イラナイ!!!!末ッ子私デ十分!!!!!!!!!!」
「せっかく日向先生が用意してくれたんだから、使わないと駄目でしょう」
「新しいアンドロの名前はお前になぞらえて"西日暮里"にする予定だぞ」
「知ラン!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「うん……まあ、いずれ許せる日が来るよ。知らんけど」
「そうだよ。それじゃあ三周目行こうぜ!!!」
「ヤダーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
つづくよーーーん