七七日横丁

この世とあの世とその世

エピローグ……!:逆襲の恵比寿編(ネタバレあり)

「楽しかった」

「「運動会」」

「絶対に許さんぞ」

「「ケセランパセラン」」

「一人で盛り上がった」

「「回転床ダークゾーン」」

「何故争ワネバナラヌノカ」

「「ラスボス戦」」

「「たくさんの思い出が蘇ります」」

「ガラの悪いデモ活動!?」

「……出ねぇんだよ……ダイマオウイカが」

「あ、そうだね……」

「……だからね、冒険が終わらなくなっちゃったんだ」

「……」

「むにゃあ……欲しいのは完璧なadieu……」

「でもよかったね、巣鴨様」

「え、な、僕が!?」

「本当ハ怖カッタ、冒険ガ終ワッタラマタ国ニ帰ラナイトイケナイ」

「だからさ」

「「「おめでとう」」

「「「おめでとう」」

「「「おめでとう」」

「う、うわーーーーーーーーーー!!!!!!」

「おい、巣鴨……巣鴨!!!!」

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

「はっ!?!?」

「大丈夫?めっちゃうなされてたけど」

「ゆ、夢か……とんでもない悪夢だった」

「少し疲れているようじゃのう。ほれ、お茶でも飲んでリラックスしなさい」

「あ、有難う御座います……」

「ビールでも飲んでリラックスしなよ」

「私のビール返せよ。ハイネケンだぞ」

「突っ込むとこそこじゃねえだろ」

「……ってやべ。本題忘れてたわ。巣鴨、ついにやったぞ!!」

「え、やったって何が!?」

「ええ、ダイマオウイカです!!遂に我々は成し遂げたんですよ!!」

「お、おお~~~~~!!!!!凄い!!」

「ちなみに乱数を頼ったよ。……リアルラックは多分DS版の逆鱗マラソンで使い果たしたかもしれん」

www.youtube.com

sq5-research.hatenablog.com

「乱数は海外で発見されたこちらと、それを和訳したこちらのブログ(いつもお世話になっております)を参考にしました」

「ただ、条件を再現してみてもどうにもうまくいかなくて。なんか変だなーって思ってたら、宿に泊まってから樹海に行ったとき、7時から8時に切り替わる歩数が9歩になってたんよ」

「なので、ケセランパセランが出現する可能性のある3マス目も踏みつつ歩数を92歩に調整したところ、何とか無事に釣ることができました」※冷静に考えれば最初の2マスで十分調整は可能だったby.恵比寿

「ちなみにこの場合、途中で魚を釣る下りをやらなくてもダイマオウイカは発生したよ」

「検証とかはまあ……うん!!次コンプの必要に迫られた時とかにやろうかな!!」

「難しいのねぇこの世の理は」

「コレヲ読ンデル攻略勢~!!何カ分カッタラ教エテネ~~!!チナミニ私達ハswitchダヨ~~~!!!!」

「気軽に全部丸投げするんじゃないよ!!」

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

ダイマオウイカを確保出来たら、あとはもうクリアも同然!!そして遂に……」

「「イエーーーーイ!!!!!!」」ハイタッチー

「てぇてぇ!!!」

「目ガ濁ッテンゾ」

「……海で繋がっている、か」

「……実は少し不安だったんです。冒険が終わってしまったら、みんな離れ離れになっちゃうんじゃないかって」

「「……」」

「僕は今の生活が幸せで。でも、冒険が終わったということは、また王族としての職務を全うしなくてはいけない……のかな」

巣鴨さん……」

「最後の最後でいきなりあたしより主人公感出してくんのやめてくれません?」

「ご、ごめんなさい!!」

「……みんなには当分、あたしと一緒にいてもらうつもりだよ。だってまだ一杯やることあるし」

「それは、巣鴨様だけじゃなくて、ギルドメンバー全員に行ってるんだよね」

「もちろんだよ。11人全員がパイレーツの前に跪くまで冒険は終わらねぇ!!!!!」

「「わがままプリンセスがYO……」」

「パイレーツなのにわがまま"プリンセス"なのねぇ……」

「ふぉっふぉっふぉ」

「……」

「良いじゃない。思う存分付き合ってあげなさいよ」

「じょ、女王陛下!?何故ここに!!??」

最初のお膳立てをやったついでに様子をね。それから、私のことはお姉ちゃんと呼びなさいと言ったはずよ」

「おねえちゃ……うーん……あ、姉上。よいのですか?このまま僕が冒険を続けても」

「国のことは私と明大(宰相)に任せておきなさい。貴方は目の前のことを、ね」

「……あとでお礼、言っておかなきゃな」

「と言う訳でギルドリーダー巣鴨さん、貴方がいないと、うちのギルドまとまらないから、もうちょい色々頑張ってね」

「そうだね……!」

「ま、でも私も暴れたりなかったんすよ。ね、五反田さん」

「そうだな。俺たちはもうちょいこの樹海で、色々やりたいな」

「ビー!!」

「そういうなら俺も。……今度は目黒と一緒に、ね!」

「……そうだな」

「むにゃあ……。愛なのだわ」

「俺もまだ色々試したいことがいっぱいあるなあ~。よしっ今度は俺と巣鴨と渋谷、三人で樹海にでも挑むか!!」

「お、いいね~巣鴨もそれでよいでしょ?」

「うん!」

「あ、見て!!ギルドと船の名前!!」

「それから俺たちの名前も!!」

「「いや、半数くらいギルドメンバーじゃない奴が載ってるぞ!!!!」」

「「おめでと~」」

「「だから誰やねん」」

(ほとんどがファーマーギルドに、手伝いをしに来てくれたギルドメンバーの親戚なんだが……町田と海老名は本当に誰なんだ!?)※ネタで作った小田急電鉄ボウケンシャー

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

「ともかくこれで一区切りってやつですかね」

「おい装備」

「欲張りさんね」

「……で、どうオチを付けるつもりなの?もし何も用意してなかったら、しめさばさん直伝の爆発オチで……」

「やめなさい」

「あ、じゃーさ。この迷宮の遺物(ス〇ホ)で写真とやらを撮るのはどう?肖像画みたいに、記念の時とかに撮ってたんだってさ」

「あ、いいじゃんそれ」

「お、デンドラムが何か楽しそうなことをやっているな」

「せっかくだから私たちも混ぜてもらいましょう」

「そんなフランクでよいのか国家元首

「そしてなんでしれっと混ざろうとしてるんですか」

「ブログ中で散々絡んでおきながら、ここで梯子を外してくるのはずるいじゃないか」

「そうそう。ね、日暮里???」

「圧ヲカケラレテイル!!!!」

「……と言う訳で、僕たちのことも混ぜてくれよ。せっかく仲良くなったんだからさ」

「ギルドリーダーさん、どうするんじゃ?」

「……せっかくだし、みんなで撮りますか!」

「シャッターは私が切るわね」

「大国の女王がカメラマンになるってやばいな」

「それじゃあ撮るわよ。はい、攻撃の号令〜」

「なんですかその掛け声は」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

((……ん、なんか知らんモンク写ってんな?……まさか))

 

 

 

 

 

 

「そう、ワシじゃよ♥」

「「「最後の最後に若返るな」」」

おわり♥