nanananoyokotyo.hatenablog.com
「と言う訳で、先に進むためにアムリタを爆買いしようと思います」※糸縛りプレイ
「金策用の採集部隊として、キンメ(新レンジャー)が来てくれるって聞いたんだが、いつ来るって?」
「もうすぐだってさ。……あっ」
「「いや誰やねん」」
「何言ってんの、ポルシェだよ」
「どうして改名してるんだよ。冒険者にとって、名前はアイデンティティの8割を占めるようなもんじゃないか」
「偽名を使うのもアイデンティティってね」
「設定ガバガバでキャラメイクするとこうなるんだな~」
「で、他のメンバーはどうする?実は二人くらい声をかける目途が立ってるんだけど」
「おお、そりゃ有難い」
「となると、残りこっちで見つけなきゃか。僕たち人望無いから探すの大変だなあ」
「二つも樹海突破したのに!?」
「うん」
「ぴえん」
「……よし、ハヤテ、それからキッカさん。商談と行こうか」
「……?」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「「こう来たか……」」
「新ソド、昔のハヤテにそっくりだな~」
「これ9歳とかの私じゃん!!恥ずかしっ!!」
(9歳の時こんなだったんだ……)
「僕はこれで良いの?しらすさんって方がはっぱバードなんでしょ?」
「『グラ被り気にしてたら世界樹の迷宮やってられんわ』とのことです」
「真理……」
「それでキンメ……じゃなかった。ポルシェ君の言っていた残りの二人はどのくらいで着きそうなの?」
「もうそろそろ来るって話だけど……あ、来た来た」
「お母様ーーーーーーーーー!!!!!!!」
「「!!??」」
「……お母さんって、もしかしてしめさばのこと!?」
「え、嘘。避妊ちゃんとしてきたはずだけど」
「姉さん」
「ごめんって」
「ああ、驚かせてしまってすみません。私は未来のしめさばお母様とスズキお父様(金ケミ)の娘、パーシングですわ」
「未来の……娘!?」
「待って!!妊娠している間冒険は!?」
「そこかい」
「お母様は牧場物語の女主人公みたいな体質していましたので、出産の前日も当日も冒険していましたわ」
「ほっ」
(未来の私、よくそれ許したな……)
「それから……ほら、チリ」
「……えっと」
「……もしかして」
「そ、そのまさかだよ……!未来から来た娘だよ!!」
「こ、この僕に娘が……!?」ドキドキドキドキ
「キッカ……!」キラキラキラキラ
「感動の雰囲気を僕は平気でぶち壊すよ。わざわざこの時代に来たのは何で?」
「時間を圧縮しましたの」
「しれっとラスボスみたいなこと言わないで!?」
「だって寿司連盟の皆様がいつまで経っても冒険をしているんですもの。サザエさん時空に『未来』は存在しませんわ。だからいつまで経っても私たちの時は動かないまま……」
「つまり僕たちが時空をサザエさん時空にしたから、人生を送るために過去も未来も全部一緒にしてしまったと……。全面的に僕たちが悪いね!!」
「「????????」」(何もわからない)
「い、いや~大変なことをしたのはわかってるんだけどね……ゆるして……」
「採集してくれるんだったら俺たちは何でもありだな」
「私も」
「いや、どうあがいても簡単に流しちゃダメな案件でしょ!!時間を圧縮!?何!?」
「まあ……ギャグ時空だし」
「タイムパトロール的なのが来たらその時はその時ってね」
「の、呑気~!!」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「……それで、みんなは未来で『世界樹の迷宮部』って言うのをやってるんだ」
「ええ。冒険者ギルドの高校生版みたいなものですわね。うちは中高一貫ですが」
「死地に生徒を向かわすな。……ん?チリ、君今いくつなの?」
「えっと……16!!」
「……なるほど!!大きくなったね!!」
「えへへ……ちなみに、お母さんは今何歳?」
「……」
「18だって」
「18」
「ポルシェ、今のは黙っておくべきでしたわ」
「いずればれるんだから、良くない?」
「と、とにかくこれで、採集隊としての仕事は終わったかな!?」
「有難う!!じゃあ早速アムリタ爆買いしてくるね!!」ダダダダダダ
「びんちょうさんって、昔からあんな感じだったんですわね。素敵ですわ」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「爆買い良し!!早速冒険を始めるよ!!」
「それにしても、ハヤテさんの娘か~。となるとびんちょうって……おばさん??」
「……」
「うわああああやめて!!それだけはやめて!!僕が僕でなくなっちゃう!!」
「はまちにだけは容赦なく殴りかかるなお前……」
「はまち、あんたもパーシングから見ればおじさんだから、人のこと言えないわよ」
「うーーん、我々は今日も仲良しです!!」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「今回の目標は3階の抜け道を開けることだな」
「エトリアでは貴重な抜け道、大事に使っていこうね!!」
「となると、問題はやっぱりアレですね」
「追ってくるタイプのFOEか……」
「しかもこの道、行き止まりが凄く多いんだよね。うーん、開発者からの殺意を感じる」
「……追い詰められたら街からやりなおし?」
「Yee」
「慎重に行くぞ」
「うわあああ、僕は嫌だぞ!!死にたくないぞ!!うわああ!!ハマアア!!」
「罠!!ぜーったいに罠!!!」
「罠のにおいがぷんぷんしますな~騙されんぞ!!」
「明らかに操作ミスを狙った場所!!俺をなめるな!!」
「地図を見りゃ、その先が地獄だってことはわかるのよ!!」
「扉だーーーーーー!!」
「「やったーーーーーー!!!!!」」
「ここまで来たら、山場は抜けたも同然!!ゼウス(※既プレイ)の知識を生かして!!」
「「わーーーーい!!」」
「やったねえ!!気持ちとしては、もうちょい進んで水の配給所(ゼウスにはわかる表現)まで行きたいところだけど……」
「全滅したら、元も子もないからね。一旦戻ってセーブしてから来ましょう」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「一旦街に戻ったあと、ツスクルさんの回復スポットまで来ることが出来ました!!やった!!山場は超えたぞ~」
「凄い、めちゃめちゃキャンプ道具もちこんでる」
「糸が使えないから、中継地点は必要だろうと言うことでね」
「調理器具はあるが、食材が無いな」
「うちのギルドでは食材は現地調達です!」
「凄い、ダンジョン飯みたい」
「あとでお二人も食べます?びんちょうはジャクソン料理店に負けないくらい料理が上手なんですよ」
「それじゃあ、いただこうかな」
(良かった、前は「ジャクソン料理店」みたいって引かれたけど、今度は大丈夫だった!有難うダンジョン飯、有難うハルタ、有難うTRIGGER!!)