「時空が歪んでいますが、現在あたし達は全部なんかもう怖いくらいにうまくいった後の、後日談ということで進んでいきます」
「げーむしすてむ的ニハ、3ED全テ終エタ後デスネ」
「最初からネタバレフルスロットルで行くから、ゼウスじゃない方々は読まない方が良いよ！！」
「地図描きミッションは免除だけど、引継ぎはギルドメンバー（と脇差）以外やってないから、自主的に書いておかないとね」
「そうだ、あんたらに会わせたい人がいるんだよ。ちょっとここで待ってるんだよ！！」
「？？」
「皆様、お久しぶりです。その節はなんかまあ怖いくらいに全て解決してくださって有難うございます」
「あ、いえいえ。こちらもまさかあそこまで怖いくらいに全部解決するなんて流石にビビッてますよ」
「お兄さんとの7泊8日デンマークの旅はどうでした？」
「おかげさまで。チボリの遊具でお兄様のパーツが全てバラバラになった以外は楽しく過ごすことができました」
「ウ、ウワア……コワッ」
「ところで、今回皆さんは一周目から深都ルートを選ぶと聞きました。以前は二周目の皆さん相手ということで完膚なきまでにぼこぼこにされましたが、今回はそうはいきませんよ？」
「おや、それは楽しみですな。それでは、再戦の日を楽しみにしております」
「うふふ、よろしくお願いします」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「という訳で、遂にやってきたわに！！垂水ノ樹海！！」
「一階のセルフ地図書きミッションは、流石にショーグンとアンドロを入れて行うことにしたよ。そうじゃないと、わざわざ二周してきた意味が本当に無いからね……」
「「わーーーーい」」
「でもショーグン、脇差だから強いね」
「采配に振ってみたり、後列に置いてみたりしてるが、明らかに階と合っていないな。本当は一層から冒険に参加したかったが、流石にやめておくよ」
「アンドロ、武器、問題ナシ！！サブクラスガ無イケド……。ソシテ今回ハ恵比寿ガアタッカーヤルミタイダケド……」
「まあまあ。また一緒に冒険した時、日暮里ちゃんに一杯敵を粛清してもらおうかな～」
「ヤクソク」
「ところで、高田はなんでさっきから黙っているんだ？」
「寝てます」
「ZZZ……」
「子守唄ノ効果……」
（なんで私は昔この女に負けたのだろう……）
「何かあるね」
「ワクワク……」
「これって隠し通路のことか。ちゃんと初心者に向けてメッセージってあるんだね。ノブレスオブリッヂってやつか～」
「違うと思う」
「トリアエズ、メモヲシテオキマシタ」
「そういうことを言うのはやめなさい」
「指示チュウ……指示を出すネズミのこと？でもネズミは指示を出される側じゃないのかしら？ああでもネズミはネズミでも指示を出されるネズミもいれば他の生物を支配するネズミもいるのだわ。でもこの世に指示チュウと指示しないチュウがいるなら、世界樹の迷宮のネズミはどちらなの？」
「だから君は何のことを言っているんだよ」
「歴代をプレイしているボウケンシャーには警戒の化身だけど、今回は普通にTPを回復するだけなんだよね」
「ちなみに先輩（？）ギルドは解っていたのに回避できなくて死んだらしいです」
「樹海、キビシ～～～～」
「そしてオオヤマネコか」
「あらまあヤマネコさんこんにちは。丁度裁判して欲しいことがあったの。少し聞いて下さらない？」
「相モ変ワラズ電波ヲ受信シテルゾコイツ……」
「ッテ、ぐわー！！！」
「日暮里ちゃあああああん！！！！！」
「あらあら日暮里は死刑だったの」
「そんなこと言ってる場合か！！」
「私も脇差が強すぎて置いて来たから、有効な手段は無いな……逃げるぞ！！」
「ちなみにこの後んだちゃんと高輪ゲートウェイが、ちゃんとボコしてくれました」
「ま、俺達にかかればこんなもんよ」
「ビビー！！！」
「ZZZ……」
「また寝てる……」
「むにゃむにゃ……ところで今回の主役って恵比寿では無くて？あの子まだ出てきていなくないかしらかしら？？……むにゃ」
「……」
「再プレイのレギュレーションが、長らく決まっていなかったから、最初恵比寿はいないのじゃ。そしてコンセプトが固まるのは大体二層突破ごろじゃから暫く色々ごたごたが続くのじゃ。許しておくれ」
「第二層突破って……深都着いてる……」
「ぐぬぅ……そっちがその気なら、こっちだって、策はあるぞ！！！！」
「え、恵比寿……一体何を……ってこれは！！！」
「い、今大流行中のスイカゲーム！！！？？？」
「違うゲームやらないでよ！！！」
「恵比寿、グレました！！これからはスイカゲームのキャラとして生きていきます！！！！」
「日向悠二デザインの人間がスイカゲームで生きていくのは無理だろ」
「早速地獄ミタイナコトニナッテル」
「へたくそ！！」
「ぐぬぬぬぬぬ……」
（このフルーツたちって今どういう心境なんだろう）
「なんで！！！どうしてこうなるの！！！！！」
「意外と難しいよな、スイカゲーム」
「う、うわーーーーーー！！！！！！スイカゲームでもこうなるって言うの！！！？？？あたしの人生！！！！！」
「落ち着け。私なんか、リンゴ10個作って死んだから」
「新大久保チャンノ場合ハ何モ考エナイデ置クカラ……」
「もーーー怒った！！！！！貴方達みたいなフルーツたちは！！！！」
「こうして！！！！」
「こうして！！！！！」
「こう！！！！！！！！！！！」
「因果関係がなにもわからん！！！！」
「シンジュクのタカノフルーツパーラーで草。つーか私も行きたかったんだけど」
「そこの白桃ゼリーはタカノフルーツパーラーの物では無いわよね？？」
「ってあーーーー！！！！！取っておいたシンジュク高島屋で買ったゼリーが無くなってるーーーー！！！！」
「……新大久保のなら、別に良いか」
「良くないよ！！」
「少し待っていなさい。今お茶を入れて来てやるから、それでもう今日は機嫌を直せ」
「む……紅茶美味しい……メロンパンも美味しい……こ、今回はこの辺で勘弁してやる……むむむ……」
「機嫌治った……これがキッズか……（一歳差）」
「有難う御座います、目黒さん。俺すっかり反抗期されちゃって……スマートな対応ができるなんて流石です！！」
「あ……いや……私は……別にね……まあ、でも田町君にそう言われたら……まあ……悪い気はしないかな？？？？」
「そこ、いちゃつくんじゃないよ」
「ゆるしてやってくれ」
続くったら続く
